Windows2008でメールサーバを構築したい(3)

本日は、K4のセットアップをしたいと思います。
K4は、WEBブラウザでメールを閲覧したり、メールを書いたりするためのWEBアプリケーションです。
XMail や XMailCFG とともに運用することを前提としていますが。


K4 http://www.xmailserver.jp/download/K4/(0.92)


さて、前回までにセットアップしたXmailCFGのサイトにアクセスし、左のK4のリンクをクリックします。
すると以下のような画面になりました。どうやらローカルからのリレーを許可する必要があるようです。

左のメニューのセキュリティ設定から、SMTPリレー許可(重要)を選択します。
先のエラーメッセージに従って、エントリーを追加します。

再度左のメニューからK4を押下します。
すると以下のような画面になりました。まだ上のリンクからダウンロードしたファイルをどこにも展開してませんでした。

ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、好きなフォルダに配置します。
環境設定>XmailCFG環境設定>K4インストールフォルダに、配置したフォルダを設定します。


設定し終わると以下のような画面に切り替わりました。

「2.xへの変換を実行」というリンクをクリックします。
すると、以下のように環境がアップデートされた旨の画面になりました。

またまた再度左のメニューからK4を押下します。
すると以下のような画面になりました。この、「HTTPエラー 502.2 - Bad Gateway」は、以前にも見ましたね。

K4を解凍したフォルダの配下にも、CGIという名前のフォルダが存在していて、そのなかにjcode.plがあります。
XmailCFGで対応したときのように、jacode.plを持ってきてjcode.plにリネームすると、めでたく以下のような
画面が表示され、XmailCFGからK4の環境設定ができるようになります。

ちなみに、デフォルトのjcode.plで「HTTPエラー 502.2 - Bad Gateway」エラーとなる件ですが、
ちょうど同時期に、他の方に同じOSバージョン(Windows2008 SP1 x64)、同じActivePerlバージョン(v5.12.3 build 1204)
でXmailとXmailCFGをインストールしてもらいました。ただ、WebサーバはApache(2.2.17)を使用してもらいました。
WebサーバにApacheをインストールした環境では、XmailやXmailCFGに付属しているjcode.plでまったく問題ないようです。


K4のセットアップですが、環境設定サイトがよくできているので、ほとんど迷わずに設定できました。