Biz∫のWEBアプリケーションの負荷テストをしたい(3)

前回のエントリ(id:sikakura:20100901,id:sikakura:20100902)では、Jmeterを使用して負荷テストを実施しました。
Jmeterはフリーのツールなので、誰でもお手軽に試すことができて便利です。
そもそもJmeterを使用しようと思ったのは、社内でライセンスを保有しているOracle Load Testing for Web Applicationsで
Biz∫のアプリケーションをうまくレコーディング(キャプチャ)ができなかったためです。
その後の調査で、初期設定を変更することでキャプチャできることが分かりました。


アプリケーション操作をレコーディングするための、Oracle Functional Testing for Web Applicationsを起動し、
オプション>現在のスクリプトを選択します。

記録>プロキシから、外部アプリケーションでナビゲーションを記録するにチェックを入れます。

コマンドの作成ボタンを押下し、プロキシコマンドの作成ウィンドウから、application/*を削除します。

この設定でBiz∫のアプリケーションでも負荷テスト用のレコーディングが可能になります。


Oracle Load Testing for Web Applicationsでは、負荷テスト対象となるWebサーバやアプリケーションサーバ
DBサーバを監視サーバとして登録し、その監視サーバに対してパフォーマンスモニタの項目をセットすることで
負荷テスト実行時に一緒に数値を取得することができ、グラフ化することが簡単にできる点が良いですね。


Oracle Load Testing for Web Applicationsで作成したグラフのサンプル〜